E.U.〜食文化とアルコールと私〜
こんにちは。
日本に帰国して早1週間が経過しました。
日本食の素晴らしさに感動を覚え、涙を流しながら毎日のように富士そばと鼻水を啜る、といった1週間を過ごしています。
欧州で2キロほど肥えたというのに、またさらに肥えようとしています。
これぞPride of DEBU.
さて、今日は欧州での食に関する話題を中心にまとめます。
2日目、初めに泊まったホテルで欧州での初めての朝食。
基本的に朝食はブッフェ方式でした。
朝からまるで肉バルに来たかのようなラインナップ。
酒呑みの私にとってまさにここはパラダイスといったところでしょうか。
もちろん朝からブッフェにアルコールはありません。
ですからコーヒーをワインと思い込んでハムやサラミを齧る、そんな素敵な疑似体験を致しました。
こんな素晴らしい朝を迎えられるならいつまでも欧州に居たい。根を張りたい。
這いつくばりたい。
しかしこれがあと約3週間後には塩を振りかけられたナメクジのように違う意味で這いつくばることになります。
2日目の私はそんなこと知る由もなく、15種類はあろうハム・サラミの全てを味わい、幸せな気分で欧州初のライブへと向かいます。
向かうはチェコ。
ここはEU加盟国ではありません。
(嘘でした。加盟してるけどユーロを使用してないそうです)
したがってユーロはただの紙くずとなる。
コルナというRPG感満載の通貨しか使用できない。
そんな危険を孕んだ状況ですが、ワイ、VISAクレジットカード使い、高みの見物。
フハハハハハ
場所によってはユーロを使えるお店もありますが確実にクレジットカードを持参することをおすすめします。
サラミフィーバーは留まることなく、私の体内の塩分濃度を着々と上げていくのでした。
これが日本円で約130円。
最幸の至り。
サラミを手元に携え、会場に到着。
ザ・欧州な雰囲気。
このあと行くどのライブ会場も、基本的にはライブハウスにデカ目のバーやレストランが併設されています。
ライブハウスのキャパシティも東京でいうところの渋谷DuoやTSUTAYA O-Westのような規模ばかり。
お客さんはまずバーで酒をかなりキメてから音のなる方へと導かれる。
もちろんテンションはかなりヤバ目です。
6〜7割は目がイっている。おそらくいろんなものが体内でキマっているのだろう。
あと何故かどのライブハウスにもこれがありました。
これに白熱する欧州人。
ものすごく時代錯誤を感じましたが、気にしない。
そしてここからは欧州ツアーを考えているバンドマンには朗報です。
なんとライブのある日はライブハウス側からディナーが用意されます。
無償でビールなんかも飲み放題。バーに行けばなんでも飲ませてくれたりします。
酒カスボンビー系バンドマンにとってはまさに神降臨なシチュエーション。
私はビールアレルギーのため、このツアーでのビールパラダイスは一切無関係・断酒にも近い己との戦いになることは予想できていました。
しかし、ある優しい青年がビールアレルギーの私のためにジャック・ダニエルを瓶でプレゼントしてくれました。
これで3週間のツアーを乗り切れそうだ・・・・!
たった4〜5日で飲み切りました。ありがとう。
ディナーの話に戻ります。
この日は確か謎肉がゴロゴロ入った謎味のシチューwithペンネと、生姜の主張が激しいパンプキンスープを頂きました。
写真は割と下手くそなので気にしないこと。
肝心のライブについてですが、ちょっとすでに今回のブログが長いので次回にします。
〜つづく〜